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2015.01.30

難聴解8回目

反復する急性中耳炎、遷延化する(長引く)急性中耳炎に対してチュービングを行うと感冒罹患後もたいてい新たな急性中耳炎にはならなくなります。中耳炎による発熱を起こしにくくなり、ほとんどの症例で有効ですが、中には耳漏が続いたり、繰り返したりすることがあります。抗生剤の内服や耳の中の洗浄でもなかなか止まらない場合、一度チューブを抜くことになります。もう一度元の状態(反復性中耳炎)に戻るか確認後に再度チュービングを行います。