当院における中耳炎の治療は、心理的負担及び時間的な負担を考慮し、できる限り治療期間を短くするよう努めております。
中耳炎の治療は一般的に長期的であると言われていますが、長期間の治療をすればよいというものではないと考えております。
その理由は弱いとは言え薬を長期間投与し続けることで身体的な負担が想定されますし、長期間の通院により患者様に時間的及び心理的な負担を与えかねないと考えている為です。
当院では患者様の負担を少しでも減らす為に中耳炎治療のガイドラインに基づき強めの薬を投与し、必要と判断した場合には鼓膜を切る処置を行う場合もございます。
前述で長期間の治療をすればよいというものではないと申し上げましたが、急ぐ必要の可否は患者様の症状や必要性で判断することを基本としております。