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2016.12.10

急性中耳炎95回目

滲出性中耳炎の特殊な状態である癒着性中耳炎や中耳真珠腫といった病態になる前に適切な治療を行う判断が重要であるのですが、そのためには鼓膜の詳細な観察が必要になります。鼓膜が浮き上がった状態かどうか、癒着していないかどうか、滲出液によって鼓膜の動きが制限されているかどうかなどを気密耳鏡を使用して鼓膜を実際動かしてみて観察します。