気密耳鏡で鼓膜を動かしてみて岬角に接した鼓膜が戻りうるかどうか、すなわち鼓膜が岬角に癒着しているかどうかを確かめることができます。戻らなくなった状態はアテクレクターシスではなく癒着性中耳炎という合併症に発展してしまっているのです。